
犬には、肛門の両脇に1つずつ肛門臭腺から分泌されるニオイの元を溜めておく袋があります。
このニオイの袋の出口が肛門のすぐそば(時計の4時と8時くらいの位置に小さな穴がある)にあり、中の分泌物が出てくるようになっています。
本来は、ウンチの際に一緒に出せるのですが…、小型犬は出せない事が多く、人間の手で出してあげないと行けなくなります。
チワワが、肛門を押し付けて、後ろ足歩きなんてはじめると、肛門線がたまっているバロメータになります。
余りにも溜まりすぎると、膿んでしまったりと、病気の元になってしまいますので、定期的に絞ってあげましょう。
2週間〜1ヶ月に1回は絞ってあげるのがいいです。
と言っても…。
4時と8時のあたりを押せばいいんだよね!
と、わたしも何回もチャレンジしましたが、
出 ま せ ん 。
そのため、行きつけの動物病院で、幸い肛門線絞りは無料でやってもらえたので、月一で通っていました。
が、この度引越する事になりまして…。
転居先に無料で肛門線絞りをやってくれる動物病院なんてないのです…。
むしろ、今までの環境が良すぎたのでしょう。
肛門線絞りが出来ないが故に、シャンプーは自分で出来る上、チワワとの月一のコミュニケーションになっているのに、グルーミングに出すのもなぁと悩んでいたところ。
出会ったこちらの動画で、今までのやり方が間違っている事が判りました。
チワワではなく、ミニチュアダックスですが、とても肛門線絞りのやり方が判りやすい動画です!
いろいろ調べては、肛門の4時と8時を押せ!は判ったのですが、わたしは内側を押しすぎていたようです。と言うか、肛門そのものを押していました。
肛門を押すと言うよりは、肛門の周りをつまむと言うのが正解ですね。
しっかり絞れました。
肛門線の入っている袋があると言うのも実感できました。
そして、出て来た液は…少し茶色がかってました。
チワワさんゴメンナサイ。
茶色いと言う事は、病気になる一歩手前です。
白いうちに出してあげるのがいいです。
肛門線は、上述の通り、臭い液が入っていますので、シャンプー前に行なう事をお勧めします。
と言うか、少しでもチワワの毛についてしまったら、シャンプーせざるを得ないような匂いかも…。
肛門線絞りのやり方に悩んでいた方には、是非、上記の動画を見る事をお勧めします。